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 【雑記】第26回東京国際ミネラルフェアに行ってきました。

俊介写真 050

先日、夜勤明けで疲れた体に鞭打って、

新宿で開催されている「第26回東京国際ミネラルフェア」に行ってきました。


ミネラルフェアは今回が初体験、

毎年この時期に開催されている東京国際ミネラルフェアは宝石や鉱石、そして”化石”などと言った、

様々な”石”を取り扱うイベントだそうで、

人気が高いのか、初日で平日だというのに会場は大勢のお客さんで混雑していました。


国内外から企業・団体が集まって、色々な石を販売するショップを開いていて、

とても綺麗な石とか宝石とか、興味深いものがたくさんありましたが、

個人的に一番楽しめたのは、会場のあちこちに複数展示されていた恐竜などの古生物の”化石”と、

特別展の「ザ・シャーク」でした。

生き物の骨は、とても面白いです。




でも僕が会場に出かけた一番の目的は、これらの販売品や展示品ではありません。

毎年ミネラルフェアで併催されている、

恐竜折紙作家・まつもとかずや氏と臼田 隆行氏の"折紙展"に行く事でした。





実は個人的にこのお二人には畏敬の念を感じていて、

お名前を出す事を、いままでずっとためらっていました。

これは僕が以前書いた記事の中で「恐竜が好きではない」と発言したのと少し関係していて、

学生時代の頃から臼田氏とまつもと氏の作品、そしてその作品造りに対する姿勢をネット上で見て、

造形において”生物”を表現することの”重み”をお二人の姿勢から強く感じていたのです。



特にまつもと氏の恐竜折紙造形には凄まじい”リアリティ”を感じます。

(これに関しては実際に氏の作品を見て頂ければ、お分かり頂けるかと思います)

まつもと氏は古生物の骨格の資料を収集してそれを元に作品を創作するというスタイルを取っているそうで、

氏の作品から出てくるリアリティも、きっとそこから生まれてくるものに間違いありません。



個人的に、まつもと氏のスタイルは誰にでも簡単に真似出来る様なものではないと思ってます。

確かに骨格の資料を集める事は素人※1にもできるでしょう、

ですがそれを元に”復元”する為には、

様々な”現生生物※2”に対する深い知識と確かな写生力がなければ到底不可能だと考えられます。

アルバータサウルスとティラノサウルス※3の細かな違いを折りわけられる程に、

非常にディープな領域にまで踏み込んで表現されている氏の作品を見ると。

「ああ 成程・・ これが本当の”恐竜が好き”という事なんだなぁ」と思わされます。

まつもと氏の作品、そして生物にたいする姿勢には、いち折紙人として頭を垂れざるを得ません。

おおげさでも何でもなく、

本当の意味での”恐竜折紙作家”は、世界中でまつもと氏ただ一人だけではないかと思います。


(※1場合によっては英語の文献にも当たらなくてはならないので、とても難しい事には変わり無いが)

(※2 既に絶滅してしまった生物の外皮や筋肉の表現をする為には、現生生物を元に想像を膨らませていく以外に方法は無いと考えられるからです)

(※3本当はテュランノサウルス、又はティランノサウルスと呼ぶべきなのですが、ここは便宜上ティラノサウルスとしています。)



さて、話が逸れそうなので前置はこれくらにしてそろそろ本題に戻らせて頂きます。

お店が並んでいる所を抜けて、少し離れた場所に行くとちょっと開けたスペースに出ます。

そこにお二人の展示スペースがありました。

会場のスペース全体から考えると、展示スペースは非常にこじんまりとしたものでしたが、

やはりまつもと氏の渾身の力作群は、非常に大きな存在感を放っていました。

そして、その展示スペースにはまつもとかずや氏と臼田 隆行氏もいらっしゃいました。




半端な造形屋など歯牙にもかけないような厳しい恐竜業界でも一目置かれ、

尚且つ数々の素晴らしい作品を生み出してしまうようなお二人の事です、

さぞかし凄まじいオーラを放っている・・・・



かと思いきや、全然そんな事は無かったです。

とてもリラックスした雰囲気で、ニコニコしながら楽しそうに折紙で何かを折っていました。

(俺がいたからか・・?)


まつもと氏、臼田氏には、今回初めてお目にかかったのですが、

失礼ながら、その印象を簡単に言わせて頂くと、

まつもと氏は想像していたよりもずっとお若い方で、(僕より年上なはずなのに・・)

なんだか少年のような雰囲気を纏っていました。

臼田氏は、まつもと氏とは対照的にちょっとだけ日焼けマッチョな人で、

理系というよりも、むしろ体育会系的な印象を受けました。

僕が以前読んだ金子隆一氏の本によれば、

恐竜好きは部屋で資料を読みあさるのが好きなインドア派と

体力を必要とするフィールドワークが好きなアウトドア派の両極端で構成されがちだとありましたが、

それが、顕著に出ているような例なのでしょうか・・・




さて、

お二人が何を折っていたのかはさっぱり分かりませんでしたが、(というよりあまり注目してなかった)

2人で椅子にすわりながら、やや距離を置いて向かい合い、何やら楽しそうに、

カサカサと小気味よいリズムで折紙をしている様子は、折紙をしているというよりもむしろ、

さながら楽器を持って音楽のセッションか何かでもしているみたいでした。


何か話しかけようかとも思いましたが、大した事は思いつかなかった上、

恥ずかしくて僕が折紙人だとばれたくなかったので・・

(いや、お2人のあの様子だと気付かれたかもしれない・・)

「写真を撮らせてほしい」というのと、

折り図が売られていたので「それを下さい」としか言えませんでした。

(※因みにウェブ上での公開の許可は頂いていないので、写真はお見せできません。)



ですが、それよりも何よりも、

あの居心地の良い空気を僕が変に話しかけることで、台無しにするのは非常に忍び無かったのです。

まつもと氏と臼田氏の作品を見て、

自分の身の程を改めて思い知り、打ちのめされそうにもなりましたが、

まるで少年のように楽しそうに折紙をされている、あのお二人から、

それ以上のポジティブなエネルギーを頂いたような気がして、

何だかとてもありがたい気持ちになりながら、その場を後にしたのでした。




Allosaurus&Apatosaurus

簡易版Allosaurus&簡易版Apatosaurus  作・まつもと かずや  折り手・SHUN


会場で購入した折り図から。

対象にあまり詳しくないので、全然格好良く仕上がらなかった事に対して、

まつもと氏に深くお詫び申し上げたい。

すいませんでした。



でもこれ非常に難しいんですよね・・(特にアッロサウルス・・)

上2作品なんか、3回ぐらい折り直しても全然上手く行きませんでした。

(写真は一番上手くいったふうに”見える”ものを使っています)

この難しさは、普通のコンプレックス作品の難しさとはまた違ったものがあります。

まず工程上重要な箇所で、

「適切な角度で」とか「適切な長さで」とか言った”ぐらい折り”を複数回要求される上に、

紙の重なり厚みも激しいし、造形上のバランス調整もシビアだし、

おまけに要求される紙の選択も厳しいときた。

(ミネラルフェアの会場に来るお客さんで、何人の人がこれを折れるのでしょうか・・?)

これが”簡易版”だというのだから怖ろしい・・・

もし”通常版”が折り図化されるのだとしたら、

おそらく最初の工程から「適切な角度で」とか「適切な長さで」とかいった言葉が連打される、

さながら悪夢のようなものになるに違いない。






2013/06/08 18:26|折り紙TB:0CM:2
 コメント
はじめまして
折紙恐竜造形家のまつもとかずやです。
本人登場で失礼致します。時折拝見させていただいております。
この度はミネラルフェアにご来場ならびに折り図ご購入いただきありがとうございました。
お声を掛けてくださっても構いませんでしたよ。むしろ掛けて欲しかったかも。
実は会場でSHUN様の「恐竜が好きではない」発言を臼田くんと話題にしてました。
ちなみに、多くの作家の方々が恐竜を折っていますが私はSHUN様の作品が一番好きです。
今後も素敵な作品が生み出されることをお祈り申し上げます。
乱文失礼致しました。

まつもとかずや #8C9LmuUY|2013/06/20(木) 05:14 [ 編集 ]
> まつもと様
はじめまして、

私の拙ブログへのご訪問、ならびにコメントありがとうございます。
(その上身に余る評まで頂き、誠に恐縮です。)
こちらこそ、会場でまつもと様、臼田様のお二方に何のご挨拶も無しで、
大変失礼致しました。
また再びお会いできる機会がございましたら、
今度は私の方から、改めてご挨拶とこの度の御礼をさせて頂きたいと思います。

それと、本エントリにて失礼にもお会いした印象なるものを書いてしまい。
誠に申し訳ございませんでした。
まさかご本人が訪問される事は無いだろうとタカをくくっていまして・・・・(汗)
ひらにご容赦願います。

最後に、月並みな表現で申し訳ありませんが、
まつもと様の作品には他の方の作品には無い、力強い生命力と独特の個性を感じます。
今回、直に作品を拝見させて頂き、一折紙人としてとても貴重な体験が出来ました。
今後とも、まつもと様の益々のご活躍をお祈りさせて頂きます。
言い回しをお借りしますが、乱文ならびに拙文大変失礼致しました。
SHUN #-|2013/06/21(金) 22:32 [ 編集 ]
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