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 【お蔵入り折紙作品】ステゴサウルス

ステゴサウルス


不切正方形1枚折りのステゴサウルス。



折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.11に掲載されている、

アメリカの折紙作家・マーク・カーシェンバウム氏の「シオマネキ」を折っている時に、

思いついたアイディアで創作しました。

とはいえ「シオマネキ」とは構造や折り方、完成形に至るまで、

本作とは似ても似つかず、全く関連性の無いものになりました。

なぜ思いついたのかは、自分でも分かりません。

永遠の謎です。






----------------------------------------------------------------

実はステゴサウルスを創作するのは初めてではなく、

今回で3作品目になります。

1作品目は私が小学生時代に作ったもので、

初めてのオリジナル作品だったと記憶しています。

2作品目は去年創作して、

その時に板をインサイドアウトで表現する手法を取り入れました。

思えば、その2作品目が今の自分の創作スタイルの原型になったのではないかと思います。

そんな訳で「ステゴサウルス」という創作対象は私にとって、とても重要な意味を持っています。



折紙でステゴサウルスといえば、川畑文昭氏とジョン・モントロール氏の作品が有名です。

私はステゴサウルスの2作目を創作する際、

この2人の作品とは全く違うものにしてやろうと思いました。

そこで思いついたのが、ステゴサウルスの板をインサイドアウトで表現するという事でした。

2作目のステゴサウルスは今見ると、お世辞にも出来が良いとは言えず、

とてもではありませんが、お見せする事は出来ません。

ですが3作目にあたる本作は、量感、全体のバランス 共に良く、

傑作とまでは言わないまでも、まあまあ及第点の物が出来上がったのではないかと思っています。




さて次に、この作品の折り方について、ほんの少しだけ説明させて頂きます。

まずは展開図から

ステゴサウルス展開図
 ご覧の様に、ツルを6つ中に仕込んだだけの単純な構造です。

 ツルの背中に当たる部分が背中の板になります。

 この構造には無駄が多く、内部カドがいくつか余ってしまいますが、

 それは使用せず、内部に折り込んで隠しています。

 無理やり背中の板に使おうとすると、

 デザイン上バランスが良くないと判断した為です。

 紙の厚みが酷い事になりそう・・



ですが実際に折ってみると、この内部カド わりとすんなり内側に折り畳まれてくれます。

大変もの分かりの良い内部カドです。




ちなみに申し訳ありませんが、

この展開図が正確かどうかの保証はできません、

ORIPAは不慣れな上に、作品を幾何学的に見直す能力が、

どうも私には無いみたいなのです。

また、この展開図では頭部と尾の部分を省略しています。

頭部と尾の部分は内部カドの1つを沈め折りのようにしなくては折りだせないのですが、

それをどう描画すればいいのか良く分からないので・・・

いずれORIPAを使いこなせる様になったらUPし直すかもしれませんが、

現時点ではこれで、ひらにご容赦を。



話を戻して、

この展開図を畳むと下の写真の様な形になります。

ステゴ制作中1
 ステゴサウルス最大の特徴である背中の板は、

 互い違いに立ち並んでいる姿が復元されている事が多いのですが、

 この状態だと板が隣り合って並んでいて

 それが表現できていません。








そこで、下の写真の様に紙をスライドさせます。



ステゴ制作中2
  
 この写真では分かり辛いかもしれませんが、

 ジョン・モントロール氏のステゴサウルスの様に、

 背中をずらしています。

 こうする事で、互い違いに並んだ背中の板を表現出来るのです。





ですがこの手法には問題点があり、そのままだと体が左右ズレてしまいます。

モントロール氏のステゴサウルスの場合は、

片側の紙を引き寄せて折り畳み、左右を合わせていました。

(その工程で、一緒に背中の板を1つ折りだしてしまうあたりが流石、スマートです)

私の場合は引き寄せるのではなく、逆に引き延ばす事で左右を合わせています。

ここら辺の工程はほぼ全て「※ぐらい折り」で、折る度に微妙に変わってしまいます。

本作に限らず、私はこの「ぐらい折り」を全ての創作で多用しています。

幾何学が苦手なのです。※ピュアランドへの道は遠いようです。


※ぐらい折り = 明確な基準無しに適当に折る事。 これぐらいかな?みたいな感じで。

※ピュアランド = ぐらい折りや難しい折りを使用せず、山折り、谷折りのみで折る折紙作品の事、
          ネバーランドの別名ではない。



最後にこの作品の最大の問題点として、

後脚部分が非常に薄っぺらく、時間の経過と共に徐々に開脚してしまうという点があります。

これについては、構造上仕方がありませんが、

(えっ 構造から作り直す? 嫌です。)

長期間の展示するには、針金を仕込む等しなくてはいけません。

ですが、針金は紙が薄いと外側から見えてしまう可能性があります。

そこで私は、ホイル紙を小さく切って畳んだものを後脚に仕込む事でこの問題に対処しました。

なんだか不切正方形”一枚”折りの要件から外れてしまうみたいで、複雑ですが。



それにしても、写真を見ればお分かりになるとは思いますが、

折り手である私の力量は何とも酷いものです。

所々アラが出てしまっていますね。

いずれちゃんと作りなおして、再度画像をUPし直したいのですが、

この作品は開発者である私自身、折るのが非常に難しく・・

かなり気合を入れないと折れないのです。

我ながら困ったものです。


って あれ? デジャブ・・



メタルステゴ


おまけ

ホイル紙で折ったステゴサウルス

ホイル紙で折ると形がバッチリと決まるのですが、ホイル紙は扱いが難しく綺麗に折れません。

たまにホイル紙で綺麗に折られた複雑な作品を見る事がありますが、

どうやっているんでしょうか?

インチキしているとしか思えません。
1999/01/27 03:38|お蔵入り作品TB:0CM:0
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