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 【作品】ディメトロドン

ディメトロドン

不切正方形1枚折りのディメトロドン。


おそらく今年最後の作品紹介になるかと思います。



そういえば、本ブログもいつの間にか開設2周年を向かえました。

日々駄文を書き連ねていく事2年間、 

最近は更新も滞ってしまう事が多くなりましたが、

今後もこうやって細々と続けていくつもりです。



ディメトロドン展開図


さて、うっかり別の記事にしてしまう所でしたが、

今回はディメトロドンについてです。

創作する事になった発端は、今年の10月にイラストレーターの山本聖士氏(※1)とTwitterで交わした会話からでした。

山本氏の

「帆に蛇腹表現(※2)を加えた上で、全体の形に拘ったディメトロドン作品は出来ないのだろうか?」

という質問に、

「挑戦してみなければ分かりませんが、技術的には可能なので出来ると思います。」

と調子こいた返事をしたために、

「じゃあ 是非挑戦をヽ(・∀・)ノ」 

っと、そのまま挑戦する流れに・・

思えば、その当時はよほど自信があったのか、かなり強気な発言をしてしまったものだなぁ・・と(^^;)


※1 山本聖士  
古生物イラストレーター 金子隆一氏曰く「日本一恐竜を描くのが上手い」人物
とても気さくな方です。
氏とお話できた事は、Twitterやってて良かったと思えた事の一つでした。

※2 帆に蛇腹表現 
吉野一生氏の馬のタテガミ、スピノの帆のような表現の事




とはいえ、だいぶ前からスピノサウルスを作ろうとして色々考えていたアイディアはありまして、

そのアイディアの一つをもとに、2日後にはこんなものが出来ました。

試作1
●試作1  

頭が適当な感じですが(笑) たたき台としては十分な手ごたえを感じました。

腹の色変えをやっていますが、この時の考えとしては、背割れなのか?腹割れなのか?

それが一見して分からないようなデザインにしたかったという

まぁ、いわゆるトリックアート的な面白さを作品に込めてやろうという狙いがありました。

が、その数時間後にはあっさりとあきらめています(笑)


試作2
●試作2 

上の数時間後に出来たもの、全体のシルエットをやや整えています。

これを山本氏に見せた所、「尾がもっと細いといいかも」 「帆の蛇腹にもっと密度があれば説得力が増すのでは?」

との指摘を受けました。


試作3

●試作3 

そしてその2日後完成したもの、

蛇腹の本数はぐっと増え、尻尾も細くなりましたが、

今度は氏から「帆にもっと高さが欲しい」との指摘を受けました。

また、この時「dimetrodon grandis」をモデルにして欲しいと言われました。

(今までのは小型種の「dimetrodon milleri」の方をモデルにしていた。)


試作4

●試作4 

最後の試作は前のから2週間以上の間を空けて完成しました、

帆の大きさを変えるために全体の構造から見直したもの

dimetrodon grandisはdimetrodon milleriよりも帆に高さがあり、変則的な形をしているので、

造形に大変苦労しましたが、

完成したこの作品は帆の形状、全体のバランス共に満足いくものが出来ました。

もしかすると本折りしたものより出来がいいかもしれません。

(それでも帆の高さは充分に足りてはいませんが・・・)





さて、 こうして見るとこの作品、

少しではありますが、僕にしては珍しく創作過程が記録されていて、

完成までの経過を見て辿る事が出来ます。

どこのどの部分が変化していっているのか、見て行くと面白いかもしれません。





最後に構造について少し、

展開図を見ると、意外にシンプルな構造になっているのが分かると思います。

折り紙構造としては大した事はありませんが、

帆を成形する為に要求される技術は、僕の作品でもトップクラスの高さです。

おそらく、まつもとかずや氏の「まつもと折り」に匹敵するレベルではないかと思います。

故に、あまり上手く折れていません()

元々、あの山本氏のために作ったような作品ですので、

山本氏の要求になるべく応えられるような構造にしようと思い、

このような、形を容易に調節できそうな構造を採用したのでした。

氏が要求すれば「指」や「キバ」も折りだすつもりでしたが・・

要求されなくて良かったです。





おまけ

必殺ブリル式


タネ明し的な・・・

展開図まで晒したのに、意外と誰にも気づいてもらえませんでしたが、

実はこの作品、頭部を捩じっています。

ようするに「ブリル式」とよばれるテクニックを採用した作品です。


必殺ブリル式2


必殺ブリル式3

「ガッチャン!」って音がしそうです。

このように比較的かっちりと、はまります。

ブリル式は通常、腹割れ作品で使用される事の多い技法だと思うのですが、

このように背割れの作品でブリル式を採用したものは、もしかすると珍しいんじゃないかと思っています。


良いか悪いかは話は別として、

このように、形をしっかりと作るだけではなく、

どこかに折り紙としての何らかの面白さを作品に込めたいとするのは、

僕の折り紙人としての性なのかもしれません。

2014/12/15 20:29|作品TB:0CM:4
 コメント

ごぶさたしてます㎜

帆も素晴らしいですが、個人的にはこの面構え!意外とこの顔が巧く再現できている作品は少ないように思っていて(かく言う自分もうまく纏まらなかった)、見事な出来栄えが羨ましいです笑。
Basilio #-|2014/12/16(火) 09:46 [ 編集 ]
> Basilioさん
ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます。

そうなんですよね。この生物、骨格から見えてくる
「顔」がとても良いな~っと思っていまして。
その魅力をなるべく引き出そうと頑張ってみました。
あとは口を開閉させたり、
名前の由来となっているキバをちゃんと再現できれば、
言う事ないのですが・・
それはBasilioさんにお任せします!

SHUN #-|2014/12/16(火) 15:09 [ 編集 ]
こんばんは~
ディメトロドンいいですね!
結構迫力もありますね。可愛い感じもあります。こうなると エダフォサウルスもほしいですね。
橋間 #mQop/nM.|2014/12/19(金) 00:24 [ 編集 ]
>橋間さん
コメントありがとうございます。

常々、全ての生物には、生物としての愛嬌が存在すると思っていまして、
それが表現できているのであれば、とても幸いに思います。
エダフォサウルスは更に難しいですが、(^^;)
対になる作品として、いつか折ってみたいです!
SHUN #-|2014/12/19(金) 14:18 [ 編集 ]
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